「マグロの中身 すごかったよ!」 水窪小で解体ショー 地元スーパーが企画 浜松市
浜松市天竜区水窪町の「スーパーまきうち」はこのほど、同町の水窪小でマグロの解体ショーを開いた。全児童25人のほか、水窪幼稚園の園児も訪れ、大きなマグロが解体される様子に見入った。
牧内基店長が、部位を説明しながらマグロ1匹を手際よくさばいた。さばいたマグロは宮城県塩釜産。牧内さんは、2011年に発生した東日本大震災で被害を受けた地域の魚であることを紹介した。
解体ショーの後、さばいた直後のマグロの刺し身を児童にふるまった。5年の殿岡大知君(11)は「マグロの中身を見られて、すごかった」と話した。牧内さんは「魚のおいしさを知るきっかけになってほしい」と期待した。
スーパー側が同小に企画を持ちかけ、実現した。