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テーマ : 御殿場市

タイ学生ら 農家生活体験 御殿場の「民宿村」 米のかまど炊き挑戦

 御殿場市農家民宿推進協議会と市グリーン・ツーリズム推進協議会は8日、対日理解促進交流プログラムJENESYS(日本国際協力センター主催)で来日しているタイの高校生・大学生計13人を、同市の「ごてんば農家民宿村」に受け入れた。10日まで富士山麓の農業現場で見学や体験を行いながら、日本や御殿場の文化、魅力などを学ぶ。

ごてんばコシヒカリのかまど炊きを体験するタイの学生ら=御殿場市二子
ごてんばコシヒカリのかまど炊きを体験するタイの学生ら=御殿場市二子


 訪れたのは日本語を学習し、農業に興味を持つ大学生9人と高校生4人。8日は二子地区の「松の葉」「大ケ田」「ごろり庵」「ねこふくろう」の4農家民宿に分かれて宿泊し、経営者の各農家が企画した体験に取り組んだ。市農家民宿推進協議会の高橋利典会長が運営する「松の葉」では、ごてんばコシヒカリのかまど炊きなどを楽しんだ。
 タイの大学で情報学を学んでいるというパチャラパー・ウォンスワンさん(20)は「日本の農業、農家の生活など学びたいことが多くある。情報学の知識と今回の学びを生かし、新しい農業の形を考えられたら」と意気込みを語った。
 農家民宿村は新型コロナウイルスの影響で約3年間運営ができなかったが、ウィズコロナ時代に合わせて本年度は再開した。5月から外国人団体の受け入れも始め、米国やオーストラリア、台湾、オランダなど多彩な国の団体から来訪予定が入っているという。
 (御殿場支局・塩谷将広)

 

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