日比さん(科学技術高)最優秀賞 「ロボット甲子園」静岡県中・東部大会
高校生が産業用ロボットのアイデアを競う「ロボットアイデア甲子園」の県中・東部大会(日本ロボットシステムインテグレータ協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が21日、静岡市駿河区のグランシップで開かれ、最優秀賞に科学技術高2年の日比璃音[りおん]さん、準優秀賞に静岡大成高1年の内藤悠太さんが輝き、全国大会の出場権を得た。
県東部、中部の5校から10人の生徒が出場し、社会課題を解決する産業用ロボットの構想を提案した。販売価格や販売台数、経済効果なども予測して説明した。
日比さんは、放置竹林が生態系に悪影響を与え、土砂災害の要因にもなり得ると指摘し、竹林を伐採する竹林自動管理ロボットを提案。アームロボットを車両に載せる奇抜性をアピールした。
今年は「高校生の高校生による高校生のための大会」をテーマに掲げ、司会は静岡大成高放送部が務め、会場運営も参加した生徒が中心になって行った。
全国大会は12月に東京都で開催される。