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テーマ : 長泉町

レックス金谷工場 牧之原へ 特種東海製紙グループ 廃棄物燃料増産向け移転

 特種東海製紙は27日までに、グループ会社「レックス」(島田市)の金谷工場(同市)を牧之原市に移転する方針を決めた。新工場は2025年度の稼働を予定し、廃棄物を原料にする固形燃料「RPF」の生産能力を増強する。
 関係者によると、新工場は牧之原市内の工業団地に入り、敷地面積は約2万3千平方メートル規模になるとみられる。金谷工場は02年の開設で老朽化が進み、手狭になったことなどから移転を決めた。工場の勤務態勢を2交代から3交代に変え、24時間稼働にする。
 RPFは化石燃料に代わる次世代の燃料として注目され、レックスは金谷を含む県内3工場で製造している。特種東海製紙グループは特殊紙や機能紙を生産する三島工場(長泉町)と、段ボール原紙を手がける島田工場(島田市)でバイオマスボイラーの燃料として活用している。RPFの自社製比率は現在約7割。新工場稼働後の27年以降に、100%に引き上げる。

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