四ツ溝柿出荷へ 糖度など良好 長泉で目ぞろえ会
JAふじ伊豆長泉四ツ溝柿部会は25日、長泉町の特産品「長泉四ツ溝柿」の目ぞろえ会を同町のながいずみ営農経済センターで開いた。収穫のピークは11月以降で、出荷は12月中旬まで続く。
愛鷹山麓を原産とする渋柿で、脱渋することで出る独特の甘みやみずみずしい果肉が特徴。生産者ら約10人がJA職員とともに色合いや大きさ、糖度などを確認した。
JAによると、夏の猛暑や雨不足の影響が心配されたが、10月中旬から気温が下がり着色や糖度が出て、品質は良好という。伏見政義部会長は「寒暖差でこれからさらに糖度が増す。コクのある甘さをぜひ味わってほしい」とPRした。
(東部総局・日比野都麦)