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浜名区マリンスポーツ拠点 地質調査など結果報告 浜松市議会

 市は市民文教委員会で、県立三ケ日青年の家(浜名区三ケ日町都筑)隣接の浜名湖岸に整備するマリンスポーツ拠点施設について、昨年度に実施した地質調査、湖底測量の結果を報告した。
 市スポーツ振興課によると、管理棟の建設予定地と出艇スロープを設ける地点の2カ所でボーリング、試料採取などを行った。圧密試験に問題はなかったという。液状化判定では、スロープの地点で「可能性あり」と判定されたが、建物建設の対象外エリアのため顕著な被害の可能性は低いと説明した。用地に接する浜名湖約7千平方メートルの水深図も示した。
 市は拠点施設を、セーリングやウインドサーフィンの大会誘致ゾーンに位置づけ、基本構想では管理棟を仮設か恒久型とするか、浮桟橋を設けるかどうかで三つのモデル案を挙げている。本年度は底質、水質、生物などを調べる環境影響調査を行い、結果を踏まえて施設の規模や防潮堤整備の実現性を検討する。

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