あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 森町

防災、高齢者施策は 県議選袋井市・森町選挙区 立候補予定者が討論

 袋井青年会議所は20日夜、県議選(31日告示、4月9日投開票)袋井市・森町選挙区の立候補予定者による公開討論会を市月見の里学遊館で開いた。自民現職の渡瀬典幸氏(60)と無所属現職の伊藤和子氏(65)、無所属新人の伊藤謙一氏(36)が防災対策や高齢者施策などのテーマで意見を交わした。

立候補予定者が四つのテーマで意見を交わした公開討論会=袋井市月見の里学遊館
立候補予定者が四つのテーマで意見を交わした公開討論会=袋井市月見の里学遊館

 防災について伊藤和氏は浅羽海岸での津波対策などを例に「地域での対策に予算をかけるべき」と提言。災害ボランティアの体制整備の必要性も訴えた。「抜本的なインフラ整備が必要」とする伊藤謙氏は「民間団体や企業などとの協定締結も同時に進める。情報発信も課題だ」と指摘した。渡瀬氏は「避難所の環境を整備して災害関連死を防ぐ。水害対策として河川改修などのハード事業も進める」と述べた。感染症対策にも言及し、機動的に対応できる体制構築が必要とした。
 高齢者への政策については、渡瀬氏は健康寿命の延伸に向けた施策に加え、買い物弱者の支援制度化などを訴えた。伊藤和氏は超高齢化社会に備えた介護サービスの充実、地域の支え合いの仕組みづくりなどを挙げた。伊藤謙氏は持続可能な医療インフラの実現、医療機関でのデジタル対応の支援実施を提案した。
 討論会の様子は「ユーチューブ」でもライブ配信した。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

森町の記事一覧

他の追っかけを読む