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テーマ : 森町

石松ら扮し行列 森町で「まつり」 供養祭など

 幕末に活躍した森町ゆかりの侠客(きょうかく)「森の石松」をしのぶ3年に一度の大祭「森の石松まつり」(町観光協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が19日、同町内で開かれた。仮装行列や供養祭などが行われ、観光客でにぎわった。

三度がさを頭上に投げて祭りを締めくくるプロモーション大使のメンバー=森町の大洞院
三度がさを頭上に投げて祭りを締めくくるプロモーション大使のメンバー=森町の大洞院

 町のプロモーション大使8人が石松や親分の清水次郎長らに扮(ふん)し、役場から天宮神社までを練り歩いた。沿道には地元住民らが訪れ、行列に手を振ったり、写真を撮ったりしていた。
 石松が眠る大洞院で行われた供養祭では、石松役の小寺由里子さん(22)が威勢良く口上を披露。全員で三度がさを投げて祭りを締めくくった。地元和菓子店が開発した「森の石松だんご」の限定販売なども行われた。
 石松の墓前で観光発展を祈願する恒例行事。昨年開催予定だったが、コロナ禍で延期となっていた。観光協会によると、石松の墓は勝ち運の御利益があるとされ、全国から参拝者が訪れるという。
 (袋井支局・仲瀬駿介)

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