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テーマ : 森町

皇室献上へ「次郎柿」箱詰め 厳選160個、磨いて包装 森町

 皇室へ献上する森町の特産品「次郎柿」の箱詰め作業が7日、同町の町民生活センターで行われた。毎年恒例で、献上は109回目。町職員が160個を厳選し、きり箱に梱包(こんぽう)した。

皇室に献上するために箱詰めされる次郎柿=森町の町民生活センター
皇室に献上するために箱詰めされる次郎柿=森町の町民生活センター

 町内の農家21軒で収穫された計695個を、職員が色つややサイズなどを確認した。丁寧に磨いて1個ずつ包装し、40個ごとに計4箱に詰めた。作業に従事した総務課主事の安形絵美さん(29)は「細心の注意を払って詰めさせていただいた。森町のおいしい柿をぜひ召し上がってもらいたい」と話した。
 今年は収穫量が多く、大きさは例年並みかやや大きめ。甘みが乗っている。出荷はいつもより1週間ほど早く始まったという。
 町によると、1908年に明治天皇が本県を訪れた際、当時の知事が同町産の次郎柿を提供し、以来献上が続いている。例年は太田康雄町長らが直接宮内庁などに届けているが、コロナ禍により昨年、一昨年に続いて宅配便で発送する。

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