あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 森町

遠江の国分寺まつり 小国神社への国司行列再現 磐田

 奈良時代に現在の磐田市に建てられた遠江国分寺の歴史を伝える「国分寺まつりin遠江」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が12日、同市中泉の国指定特別史跡・遠江国分寺史跡公園などで3年ぶりに通常開催された。恒例の「国分寺参拝行列」に併せ、今回新たに、遠江国司が聖武天皇の勅使として森町一宮の小国神社に参向した様子も再現した。

奈良・天平時代の装束をまとい、小国神社に参向する国司一行=森町一宮の小国神社
奈良・天平時代の装束をまとい、小国神社に参向する国司一行=森町一宮の小国神社
古式十二段舞楽の一つ「色香舞」を奉納した=森町一宮の小国神社
古式十二段舞楽の一つ「色香舞」を奉納した=森町一宮の小国神社
奈良・天平時代の装束をまとい、小国神社に参向する国司一行=森町一宮の小国神社
古式十二段舞楽の一つ「色香舞」を奉納した=森町一宮の小国神社

 遠江国司の桜井王に扮(ふん)した草地博昭磐田市長をはじめ、奈良・天平時代の装束をまとった地元住民約50人の行列が、小国神社へ歩みを進めた。境内で参向の儀式を執り行い、古式十二段舞楽の一つ「色香舞」を奉納した。
 遠江周智郡司役は太田康雄森町町長が務めた。
 大橋芳隆実行委員長は「10年前、打田文博宮司から『いつか、国分寺参拝行列が小国神社でできたら』とお話を頂いた。それが今日、1300年前の先人たちの思いと私たちの願いが時空を超えて一つになった。民俗芸能・民俗行事として、未来の人たちに受け継ぐ」と誓った。

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

森町の記事一覧

他の追っかけを読む