高病原性鳥インフル 静岡県内6例目 浜松の野鳥死骸から検出
静岡県は26日、浜松市東区で23日に回収したハヤブサ1羽の死骸から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。陽性確定は県内6例目。
県自然保護課によると、死骸は23日に同区の住宅街で見つかった。県の簡易検査で陽性反応が確認され、国立環境研究所の遺伝子検査で高病原性かどうかを調べていた。
昨年12月以降に確認された全6例の回収地点を起点とする野鳥監視重点区域が一部重複しているため、県は2月20日まで全重点区域(浜松、磐田、袋井、掛川、湖西各市と森町の一部)で監視パトロールを強化する。周辺の養鶏場で異常は確認されていないという。