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テーマ : 森町

ヤマハ発 子会社吸収合併へ 電装領域の経営資源集約

 ヤマハ発動機は30日、二輪車や船外機、電動アシスト自転車などの電装品を手がける100%子会社のヤマハモーターエレクトロニクス(YEJP、森町)を吸収合併する方向で検討を始めたと発表した。2025年1月の合併を目指す。
 世界的に脱炭素に向けた動きが進む中、規制対応や環境に配慮した製品の開発力を強化するため、電装領域の経営資源を集約する。成長領域に位置付ける電動アシスト自転車事業の規模拡大、主力の二輪車や船外機の電動化などを加速させる。
 YEJPは1973年設立。森町のほか、インドネシアやブラジルなど海外7カ所に生産拠点を置く。従業員の雇用は維持するという。
 7月1日付の組織変更も同日発表した。電動化に向けた戦略立案や技術開発機能を強化するため、パワートレイン(PT)ユニットのプロダクト開発統括部に、モーター・バッテリー開発を専門的に担う電動PT開発部を新設する。
 二輪車などを手がけるランドモビリティ事業本部も、組織統制、各機能の専門性強化を目的にした再編を行う。マリン事業本部の企画統括部には、人材開発などを進めるマリン人財戦略部を新設する。

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