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テーマ : 森町

袋井、森の新茶 出来上々初取引 前年より7日早く 手合わせの音響く

 袋井市と森町で14日、新茶初取引が行われた。いずれも前年より7日早い。両市町の取引所で開所式が開かれ、茶業関係者やJA、市町の職員らが新茶シーズンの到来を祝った。

取引が成立して手合わせする茶商とJA職員ら=袋井市の茶ピア取引所
取引が成立して手合わせする茶商とJA職員ら=袋井市の茶ピア取引所
出品茶に入札する茶商=森町茶業センター
出品茶に入札する茶商=森町茶業センター
取引が成立して手合わせする茶商とJA職員ら=袋井市の茶ピア取引所
出品茶に入札する茶商=森町茶業センター

 茶ピア取引所(同市岡崎)での式典には約50人が出席した。4工場から5口34キロが持ち込まれ、最高値は袋井茶の語呂合わせで2万9618円。売り手と買い手が一対一で価格交渉する相対取引が行われ、JA職員と茶商の商談が成立すると手合わせの音が響いた。
 同町森の町茶業センターでは関係者が手締めを行い、茶業のさらなる発展を祈願した。式典終了後の取引には2工場の11口18キロが上場。町内の茶商が外観や茶葉の香り、水色などを入念に確認し、目当ての出品茶に金額を入札した。最高額は2万5千円だった。
 JA遠州中央茶業農畜産課の柴田正成課長は「天候に恵まれて例年にも増して順調な生育。おいしい新茶を消費者に届けられると期待している」と話した。

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