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テーマ : 森町

一般ごみ3.8%減 コロナで事業系少なく 静岡県内20年度

 環境省がこのほど実施した2020年度の一般廃棄物処理事業実態調査によると、本県の一般ごみの総排出量は115万6千トンで、前年度と比べて4万6千トン(3・8%)減少した。一般ごみのうち、事業所から排出される事業系ごみの減少が主な要因で、県は新型コロナウイルス禍で事業活動が停滞した影響とみている。
 事業系ごみの排出量は30万9千トンで、前年度比12・1%減だった。一方、家庭から出される生活系ごみは84万6千トンで同0・3%減にとどまった。
 県民1人1日当たりのごみ排出量は前年度比3・1%減の858グラムで、全国で7番目に少なかった。資源化されずに埋め立てる「ごみ最終処分量」は同7・0%減の40グラムだった。1人1日当たりのごみ排出量を市町別でみると、掛川市が616グラムで最も少なく、菊川市644グラム、森町662グラム、藤枝市687グラムと続いた。掛川市は人口10万人以上50万人未満の全国236自治体の中でも最少だった。
 県は第4次県循環型社会形成計画(22~26年度)で1人1日当たりのごみ排出量を26年度時点で848グラムにする目標を定めた。引き続き、ごみの削減と適切な分別を呼び掛ける。

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