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テーマ : 森町

遠江国司の行列を再現 12日「国分寺まつり」 磐田・史跡公園

 奈良時代に現在の磐田市に建てられた遠江国分寺の歴史を伝える「国分寺まつりin遠江」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が12日、同市中泉の国指定特別史跡・遠江国分寺史跡公園などで開かれる。今回は新たに、遠江国司が聖武天皇の勅使として森町一宮の小国神社に参向した様子も再現する。

国分寺まつりをPRする実行委メンバー=磐田市中泉の遠江国分寺史跡公園
国分寺まつりをPRする実行委メンバー=磐田市中泉の遠江国分寺史跡公園

 2020、21年はコロナ禍で規模を縮小したため、3年ぶりの通常開催となる。恒例の国司一行参拝行列は、国司の桜井王や太政大臣らにふんした約50人の行列が午前8時半ごろJR磐田駅北口を出発し、史跡公園に向かう。国司一行の行列は同10時40分ごろから、小国神社の参道も練り歩き、境内で参向の儀式や舞楽の披露も行う。
 このほか、遠江国分寺史跡公園では、軽トラック市や野だての茶会、万葉歌会など、多彩な催しを繰り広げる。大橋芳隆実行委員長は「伝統文化・芸能を受け継ぎ、次の世代につないでいきたい。約1300年前に思いをはせ、先人たちの様子を体感してもらえれば」としている。
 問い合わせは事務局の今井久裕さん<電090(9021)1327>へ。

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