戦没者悼む「大輪の光」 森町で花火大会
森町商工会は16日夜、森町納涼花火大会を同町森の太田川親水公園で開いた。約2千発の打ち上げ花火が夏の夜空を彩った。
戦没者の慰霊のため、毎年8月15日に合わせて開催しているが、台風7号の影響で1日延期となった。当日は、特大スターマインなどさまざまな種類の花火が豪快に打ち上がり、大勢の観衆が満喫した。会場には、かき氷や焼きそばなどの露店約80店舗が5年ぶりに並び、大いににぎわった。
同大会に合わせ、母親と一緒に横浜市から見に来たという小学1年猪股朔真君(6)は「初めて打ち上げ花火を見てとても楽しい。打ち上がって(火花が)たくさん散らばる花火が好き」と笑顔を見せた。