マダニ感染症 森町で確認 静岡県内今年4例目
静岡県は29日、森町の高齢女性がマダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したと発表した。県内では今年に入って4例目。
県によると、女性は21日から発熱が続き、23日に医療機関を受診して入院した。女性は普段から農作業をしていて、マダニにかまれた自覚や跡があったため、県環境衛生科学研究所で検査したところ感染が分かった。
SFTSはウイルスを保有するマダニにかまれたり、感染した犬や猫の体液に触れたりすることで感染する。重症化すると死に至ることもある。