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テーマ : 森町

浜岡原発情勢連絡会 廃炉作業で意見交換 解体現場の視察も

 中部電力と浜岡原発から半径31キロ圏(UPZ)の5市2町で構成する情勢連絡会は13日、情報交換会を御前崎市佐倉の同原発で開いた。廃止措置中の1、2号機の設備解体現場を視察した。
 参加したのは島田、磐田、焼津、藤枝、袋井市と吉田、森町の担当者。中電社員から説明を受けながら1、2号機の原子炉建屋やタービン建屋の内部を見学した。廃炉作業で発生した撤去物や今後解体する原子炉の圧力上昇を抑制するための設備「サプレッションチェンバ」も見て回った。
 中電は1、2号機について2024年度から原子炉圧力容器など原子炉領域の解体作業に着手する方針。36年度までの廃止措置完了を目標に掲げる。
 出席者からは意見交換で廃炉作業の安全対策に関する質問が出た。中電は既に核燃料は取り出され、臨界事故リスクはないと説明。「原子炉本体は放射能レベルの高い場所がある」として安全対策を徹底する姿勢を示した。

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