和田島ブロックの断水復旧 生活用水供給に地域差 静岡・清水区
静岡市は3日、清水区の中山間地の和田島ブロックで続いている断水の復旧の進捗(しんちょく)状況を発表した。同ブロックでは1日に通水作業を始めたが、高低差のある地形の影響で、生活用水の供給に地域差が生じている。
同ブロックのうち、南地区3700戸ではほぼ全域で生活用水が配水されたが、水道管のさびなどで濁水が発生している地域がある。西地区200戸と北地区600戸では配水池への貯水ペースにより、配水に地域差が出ている。飲用可能のめどは南地区が4日、西地区が4~5日、北地区が5日。市によると、断水解消に向けた作業は順調に進んでいるという。
県のまとめでは、島田、藤枝、掛川、森の4市町計149戸で続いている断水は、今週中にはおおむね解消する見通しとなった。