天浜線「ヤマハPAS号」刷新 森町で出発式
ヤマハモーターエレクトロニクス(森町、松本和幸社長)は12日、ヤマハ発動機の電動アシスト自転車「PAS」の発売30周年を記念し、天竜浜名湖鉄道で運行するラッピング車両「ヤマハPAS号」をリニューアルした。基幹部品製造工場からの最寄り駅となる同町の遠州森駅で出発式を行い、関係者が新車両の出発を祝った。
PASは世界初の電動アシスト自転車として1993年に発売された。ヤマハモーターエレクトロニクスでは、基幹部品の駆動ユニットを設計・製造している。
初代ラッピング車両は2019年12月に運行開始。昨年3月には、同駅の副駅名を「PASのふるさと森町」にするなど、天浜線でのPRを進めている。
出発式には松本社長、森町の太田康雄町長らが出席。松本社長の発車合図で、30周年を祝うヘッドマークを付けた新ラッピング車両が出発した。