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テーマ : 森町

袋井市23年度予算案 産業振興や教育に重点 一般会計388億円

 袋井市は17日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比6・2%増の388億3千万円。5年連続で過去最大を記録した。「未来に向けた実践予算」を掲げて産業振興、教育・子育て、健康増進を重点項目に位置づけた。

袋井市当初予算案の主な事業
袋井市当初予算案の主な事業
袋井市2023年度 予算案
袋井市2023年度 予算案
袋井市当初予算案の主な事業
袋井市2023年度 予算案

 県に事業化を働きかけてきた森町袋井インター通り線の整備促進事業に1300万円を計上した。昨年11月に県、森町と締結した覚書の対象区間の測量調査などを実施し、整備計画策定の準備に着手する。
 幼児教育の質向上にICTを活用する。幼稚園、認定こども園の計13園に園務支援システムを導入(4200万円)し、0~2歳児クラスへの午睡チェックセンサーの設置や、連絡帳の電子化などにより安全性確保と保育の見える化を図る。
 市総合健康センターの将来構想策定に向けて委託料420万円を盛り込んだ。施設のあり方を見直し、行政機能の再編などの検討を本格化する。
 袋井駅南地区新幹線南側エリアのまちづくり事業(2500万円)、同笠海岸エリアのにぎわい創出事業(4億2600万円)にも予算を配分し、大規模な地域活性化プロジェクトを始動させる。
 歳入は経済状況の好転により市税が前年度比2・5%増の155億3900万円。月見の里学遊館の大規模改修事業(10億2900万円)など投資的経費の増加で市債は38億3千万円と7・5%の増額となった。特別会計と企業会計を含めた総額は627億4300万円だった。

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