森町長選 開票遅れる
11日に投開票された森町長選は開票結果の確定が遅れ、同日午後11時10分ごろに無所属で現職の太田康雄氏(64)の当選が発表された。町選挙管理委員会の事前の想定より約40分ずれ込んだ。町選管事務局は「書記長、選挙長の確認作業を念入りに行ったため、遅れてしまった」と説明した。
町選管は2016年の町長選の実績を踏まえ、午後10時半の確定を見通していた。開票作業は当初、票を判別する読み取り機が一部の票を読み取らないなどのトラブルはあったが、おおむね順調に進んだ。ただ、最終確認の段階で想定より時間を要した。特段の疑問票はなかった。
同事務局は「目標の時間は共有していたが、絶対に間違えられないとの思いから前回よりも時間をかけて確認した」と釈明し、今後のやり方について「工夫や改善を図りたい」とした。
町長選は太田氏が無所属新人のJA遠州中央元代表理事理事長川崎知哉氏(64)の猛追をかわして3選を果たした。
森町長選開票結果 11日
当 4864 太田 康雄 無現
4111 川崎 知哉 無新