屋台集結、舞児還し 盛大にフィナーレ飾る 遠州森のまつり閉幕
森町中心部で3日間開催された「遠州森のまつり」は6日、熱気に包まれながら幕を下ろした。最終日は祭りを締めくくる「舞児還し(まいこがえし)」が行われ、盛大にフィナーレを飾った。
舞児還しは舞を奉納した舞児を各町内へ送り届ける祭事。金守神社から三島神社にみこしを戻した後、14町の屋台が同神社に集結した。舞児を乗せて出発し、おはやしやかけ声に合わせて勇壮に引き回しを繰り広げた。
森のまつりは三島神社の祭礼として古くから続く伝統行事。コロナ禍により3年ぶりに平年通りの形で行い、大勢の見物客が詰めかけた。大石清悟頭取会長は「無事行うことができ、町民の皆さんに喜んでもらえて良かった」と振り返った。