ビニール熱気球ふわり 長泉で宇宙の学校 科学の楽しさ学ぶ
長泉町教育委員会主催のイベント「長泉宇宙の学校」が22日、同町のコミュニティながいずみで開校した。実験や工作教室などを通して科学に興味を持ってもらうのが目的。初回は小学生と保護者約60人がビニールを使った熱気球を作った。
参加者は家族ごと、ビニールをテープでつないだり、絵を描いたりして縦90センチ、横150センチの熱気球を完成させた。ビニール内にドライヤーで熱風を送り込み、熱気球が浮かぶと歓声が上がった。長泉南小1年の橋本紗那さん(6)は「みんなで協力して作れた。高く飛んでよかった」と喜んだ。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙教育センターとNPO法人子ども・宇宙・未来の会が、11月まで全4回の教室を開く。紙飛行機や望遠鏡作りなどを予定し、家庭で簡単にできる実験にも取り組む。