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テーマ : 森町

茶況(6月1日)数量・単価、前年下回る 静岡茶市場 県産一茶

 静岡茶市場が1日発表した5月31日までの県内産一番茶の累計取扱数量は、前年同期比2・7%減の769トン、平均単価は7・8%安の1559円だった。数量・単価共に前年を下回った。
 中山間地や遅場所の産地で生産量の前年割れが目立った。ドリンク関連の需要が弱かった点も取扱量減少の一因となったという。相場面では高価格帯の荒茶の引き合いが弱く、コワ葉化による品質低下などが重なっておおむね軟調だった。
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 静岡茶市場の1日取引は鹿児島県種子島二茶が約3500キロ上場した。500円台の成立が増えている。

 藤枝 販売店は、夏場に向けて冷茶として味わえる商品のPRを強化している。
 島田、金谷、川根 指導機関によると、島田地域の二茶は10日ごろから本格化する見通し。
 榛原、相良 茶業関係者によると、二茶の生産は来週後半から本格化する見込みという。
 掛川、小笠 生産者は二茶生産と梅雨入りの時期が重ならないか懸念している。
 袋井、森 森町南部地域の生産者は「収量は前年比で1割近く増加したが、売り上げは昨年と同じか、それを下回った」と話す。

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