一の鳥居再建祝い 住民らくぐり初め 森町の天宮神社
森町天宮の天宮神社でこのほど、4年前に倒壊した「一の鳥居」が再建された。除幕式やくぐり初めなどが行われ、地域住民らが鳥居の完成を祝った。
高さ5・6メートル、幅4・5メートル。境内のヒノキを活用し、費用は参拝者や氏子からの寄付金などでまかなった。同神社によると、以前の鳥居は100年以上の歴史があったが、2018年9月の台風24号で倒壊した。
再建を記念して国指定重要無形民俗文化財「天宮神社十二段舞楽」の一つ「獅子」の奉納なども行われた。河合治郎宮司は「皆さんの協力で立派な鳥居を再建できた。神社のシンボルになってくれれば」と話した。