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テーマ : 御殿場市

入管難民法違反疑い、派遣労働者3人逮捕 御殿場署など 

 不法残留や在留資格外活動を行ったとして、御殿場署と沼津署、静岡県警薬物銃器国際捜査課は名古屋出入国在留管理局と連携して31日、入管難民法違反の疑いで御殿場市に住むベトナム国籍の工員の男3人を逮捕した。3人は県内の同じ人材派遣会社を通じた派遣労働者で、県警は派遣会社が資格外活動であることなどを知った上で派遣した可能性もあるとみて捜査を進める。
 逮捕されたのはいずれもベトナム国籍の工員、チュオン・ヒュー・トゥオン(25)=同市西田中=、グエン・チョン・ホイ(22)=同市中清水=、フオン・ヴァン・フン(32)=同=の3容疑者。
 チュオン容疑者の逮捕容疑は、在留期間が2022年10月30日までだったにもかかわらず、その後約10カ月にわたり不法残留した疑い。グエン、フオン両容疑者の逮捕容疑は5月中旬から8月下旬までの間、同市内の工場で作業員として稼働し、取得していた技能実習の在留資格に属さない報酬を受ける活動を無許可で行った疑い。
 県警によると、グエン、フオン両容疑者は同市の同じ工場で、チュオン容疑者も同市周辺の工場で仕事をしていた。ベトナム人が絡む別の事件の捜査を進める中で今回の事件が浮かび上がったという。派遣元の会社だけでなく、3人が働いていた工場や運営企業も詳しく調べる方針。

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