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縁起酒「立春朝搾り」出荷 島田・大村屋酒造場、早朝から瓶詰め【動画あり】

 島田市の大村屋酒造場は4日、立春の朝に搾り上げた縁起物の純米吟醸生原酒「若竹 立春朝搾り」を製造した。早朝から瓶詰めなどの作業が行われ、各地に出荷された。

出荷作業が行われた純米吟醸生原酒「若竹 立春朝搾り」=島田市の大村屋酒造場
出荷作業が行われた純米吟醸生原酒「若竹 立春朝搾り」=島田市の大村屋酒造場

 今年の縁起酒は例年より辛口で力強い味わいに仕上がった。暖かい日が続き、発酵もよく進んだという。寄せ鍋やみそ鍋など鍋料理などによく合う。岩手県産の酒造好適米「吟ぎんが」を使用した。
 立春に合わせて仕込みを進め、早朝に搾り上げた生原酒を瓶詰めしてラベルを貼った。出荷作業が整うと、神事を執り行い、関係者の無病息災や商売繁盛を祈願した。日本名門酒会に加盟する県内外の酒販店が朝早くから同酒造場に集まり、商品を受け取った。
 一升瓶約1100本と720ミリリットル入り約4900本を生産した。価格はそれぞれ3795円と1980円(いずれも税込み)。予約販売が中心だが、同会加盟店の店頭でも取り扱う。
 立春朝搾りは同会が全国の協力蔵元に呼びかけ、一斉に開催している。

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