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公用車管理デジタル化 磐田市が実証実験 スマホで予約や記録作成

 磐田市は、公用車の運用管理をデジタル化する実証実験に取り組んでいる。スマートフォン一つで、車両予約から運転記録の作成まで一括して行えるシステムを試験導入した。煩雑な手続きを簡略化し、業務効率化につなげる。

公用車の利用予約や運転記録の作成などが一括して行えるアプリ=磐田市役所
公用車の利用予約や運転記録の作成などが一括して行えるアプリ=磐田市役所

 実証実験の対象車両は3台。専用アプリで利用予約が行えるほか、これまで行き先や走行距離、ガソリン残量を手書きしていた運転日誌、乗車前の点検やアルコールチェックの記録などが簡単に作成できる。予約者のスマホがあればドアの解錠・施錠やエンジン始動が可能なため、鍵の受け取りや返却も不要になる。
 システムは、自動車部品メーカーの東海理化(愛知県)が開発した。自治体が活用するのは初という。市が都内に配置した「首都圏連携コーディネーター」を通じてマッチング。自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた公民連携の一環として、実証実験用にシステムや機器の無償提供を受けた。
 市は5月末まで実験を続けて使い勝手や費用対効果を検証し、本格導入するかどうかを検討する。

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