テーマ : お酒・ビール

裾野産焼酎製造へ サツマイモつる挿し 酒店とNPO 地元子ども会・老人会も参加

 地元産サツマイモを使った芋焼酎を製造する裾野市の老舗酒店「みしまや」と、遊休農地の保全活動を担うNPO法人みらい建設部はこのほど、焼酎の原料にするサツマイモのつる挿しを同市佐野の農地で行った。

サツマイモのつる挿し作業を行う参加者=裾野市佐野
サツマイモのつる挿し作業を行う参加者=裾野市佐野

 みしまやは2020年の創業100周年を前に創業者の夢だったオリジナル焼酎造りをスタート。5年目の今年、地元の佐野一子ども会・老人会の15人ほどが初めて作業に参加した。世代を超えて協力し、約800平方メートルの遊休農地にベニハルカのつる約250本を丁寧に植えた。
 植えたサツマイモは秋ごろに掘り出す。来年の夏ごろ、焼酎「歩」として販売予定だという。
 子ども会は近年、少子化などに伴い活動機会が縮小していて、運営や体制の維持が各地で課題になっている。同法人の宮坂里司事務局長(43)は「子ども会の新たな活動機会にもなれば」と意義を話した。

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