テーマ : お酒・ビール

ビール世界大会 最高金賞報告 伊豆の国「反射炉ビヤ」、知事に

 世界最大級のビールコンペティション「ワールド・ビア・アワード2023」ケルシュビール部門で、世界最高金賞に輝いた伊豆の国市のクラフトビール醸造所「反射炉ビヤ」と運営会社「蔵屋鳴沢」の関係者がこのほど、県庁を訪れ、川勝平太知事に受賞を報告した。栄誉を獲得したビール「ニューワールドケルシュ」を持参し、受賞までの経緯や今後の意気込みを語った。

川勝知事に世界最高金賞の受賞を報告する稲村社長(右)と山田さん=県庁
川勝知事に世界最高金賞の受賞を報告する稲村社長(右)と山田さん=県庁

 県庁には蔵屋鳴沢の稲村浩宣社長(63)と醸造長の山田隼平さん(31)が訪れた。稲村社長は「受賞は予想外。本当に喜んでいる。品質にこだわった良いビールを造ろうと頑張って、10年ちょっとで花が開いた。ますます良いビールを造りたい」と話した。山田さんは、同ビールが伊豆の国市ふるさと納税の返礼品になっていることにも触れ、「世界一のビールを県内外の方に楽しんでもらいたい」と語った。
 受賞したビールは6月ごろに季節限定で販売した新作。ドイツ・ケルン地方の伝統的なスタイル「ケルシュ」をベースに最新ホップの「ロリエン」品種を使うことで、すっきりとした味わいと鼻を抜ける華やかな香りに仕上げた。英国で毎年開かれる同大会には本年度50カ国以上から3200以上の銘柄が出品された。

いい茶0

お酒・ビールの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞