テーマ : お酒・ビール

最新醸造機 初の商品化 花の舞酒造、30日3種発売

 花の舞酒造(浜松市浜北区)は30日、今春新設した小仕込み専用酒蔵「吟醸蔵」で製造した生原酒「純米大吟醸花の舞」3種を発売する。米を少量でも蒸すことができる最新の醸造機器で3月下旬から仕込みを始めた。

花の舞酒造が発売する小仕込み生原酒純米大吟醸花の舞(左から)深、翔、玄=28日午後、浜松市中区
花の舞酒造が発売する小仕込み生原酒純米大吟醸花の舞(左から)深、翔、玄=28日午後、浜松市中区

 県産の米と米こうじを使用した3種はコンセプトに基づいて違う味に仕上げた。日本酒になじみの少ない若者向けの「翔」はブルゴーニュワイン酵母を使用、アルコール分は9%と低くした。食事と合わせ楽しむ女性向けの「深」は控えめの甘さに適度な酸味も加え、アルコール分14%。キレの良い辛さの「玄」は日本酒を好む人向けでアルコール分18%、静岡酵母HD―1を使用した。
 吟醸蔵で製造した日本酒では初の商品化。各種限定300本で、販売価格は税込み3850円。本店(浜北区)や同社オンラインショップなどで販売する。

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