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全日空、来年1月から減便 エンジン点検、1日約30便

 全日空は31日、米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)が部品に不具合の恐れがあると発表した同社製エンジンの搭載機を点検するとして、来年1月10日~3月30日に国内線と国際線で1日当たり計約30便を減便すると明らかにした。計画便数の3・6%に当たる。4月以降も影響が続く可能性があるとしている。
 全日空によると、不具合の恐れがあるP&W製エンジンを搭載しているのは、エアバスのA320neoとA321neoの2機種計33機。機体からエンジンを取り外して分解・点検し、必要があれば部品を交換する。作業にはエンジン1台につき250~300日かかる見通し。
 減便対象となったのは国内線が羽田と札幌などの各地を結ぶ18路線と沖縄―福岡、石垣の2路線の計20路線。国際線が羽田―青島、ソウルの2路線。対象の便を既に予約した人は約4万4千人おり、連絡して手数料なしで変更に応じる。

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