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東レ、地元最終戦で雪辱 バレーボールVリーグ

 バレーボールのVリーグは19日、沼津市総合体育館などで行われた。V1男子の東レは今季最後の地元戦で、前日敗れたJT広島に3-1で雪辱し、22勝目を挙げた。東レは第1セット、富田将馬(沼津市立高中等部出)が緩急を効かせた攻撃で得点を重ね、競り合いをものにした。第2セットは一時5点をリードしたがミスが続いて逆転された。

東レ―JT広島 第1セット、スパイクを決める東レの富田=沼津市総合体育館(東部総局・山川侑哉)
東レ―JT広島 第1セット、スパイクを決める東レの富田=沼津市総合体育館(東部総局・山川侑哉)

 第3、4セットは高橋健太郎らのブロックが要所で決まって連取した。

▽男子
東レ 22勝12敗 3(25―20 23―25 25―22 25―21)1 JT広島 16勝18敗


富田 攻守で存在感 高橋も躍動
 東レが難敵JT広島から1勝をもぎ取り、プレーオフ進出を懸けた戦いに踏みとどまった。篠田監督は「負けられないプレッシャーを力に替えていた」と富田、高橋を殊勲者に挙げた。
 第4セット、勝利に向かって走り始めた東レに最後の試練が訪れた。12-5と大量リードの展開から、サーブレシーブが乱れて連続6失点。1点差に詰め寄られた。ここで悪い流れを断ち切ったのが富田だ。強打で13点目を決めきると、15、16点目は連続ブロックがさく裂した。
 前日はアタック決定率74・3%で26得点。この日も強打で14得点、サーブでも3得点した。攻撃だけではない。サーブレシーブ成功率70・7%の守備でも存在感を示した。「ファイナルが懸かった試合はめちゃくちゃ楽しい。それが数字に表れているんだと思う」。富田はそう言ってのける。
 残り2試合は首位のWD名古屋と敵地で戦う。この日6本のブロックを決めた高橋は「負けられない、(リーグの)ブロック賞を取りたい、という分かりやすい目標が目前になると気合が入る」とエンジン全開で臨む。

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