テーマ : お酒・ビール

きつねの次は「ジンギスカン」 日ハムダンス、ブーム再び?

 プロ野球日本ハムのチアガールが本拠地で披露する「ジンギスカンダンス」が話題となっている。振り付けが公開されている球団公式ユーチューブの再生回数は180万回以上。昨年は頭にキツネ耳のカチューシャを着けて踊る「きつねダンス」が火付け役となり、他球団も独自のダンスを考案するなど球界に新風を吹き込んだ。今年もブームを巻き起こせるか。

プロ野球日本ハム―ソフトバンク戦でのファイターズガールのパフォーマンス。「きつねダンス」(左)と「ジンギスカンダンス」=5月25日、北海道北広島市のエスコンフィールド北海道
プロ野球日本ハム―ソフトバンク戦でのファイターズガールのパフォーマンス。「きつねダンス」(左)と「ジンギスカンダンス」=5月25日、北海道北広島市のエスコンフィールド北海道
撮影に応じるプロ野球日本ハムのファイターズガールのメンバー山口伶奈さん=5月25日、北海道北広島市のエスコンフィールド北海道
撮影に応じるプロ野球日本ハムのファイターズガールのメンバー山口伶奈さん=5月25日、北海道北広島市のエスコンフィールド北海道
プロ野球日本ハム―ソフトバンク戦でのファイターズガールのパフォーマンス。「きつねダンス」(左)と「ジンギスカンダンス」=5月25日、北海道北広島市のエスコンフィールド北海道
撮影に応じるプロ野球日本ハムのファイターズガールのメンバー山口伶奈さん=5月25日、北海道北広島市のエスコンフィールド北海道

 5月25日、新球場「エスコンフィールド北海道」(北海道北広島市)で行われた日ハム―ソフトバンク戦。四回裏の日ハムの攻撃終了後、「ジン、ジン、ジンギスカン」という軽快なメロディーに合わせ、ひつじ耳のカチューシャを着けた「ファイターズガール」がグラウンドに飛び出した。
 手にしているのは北海道名物ジンギスカンに使う鍋をモチーフにしたタンバリン。観客席では踊りをまね、手拍子するファンも。北海道小樽市の平田郁江さん(42)は「一緒に踊れるよう日々練習してます」。札幌市の平畑道子さん(67)は「新しいパフォーマンスが次々出てくるのが楽しみ」と息子圭裕さん(33)とタンバリンを振った。
 日ハムは昨年、新型コロナウイルス禍で声出し応援が制限される中、体を動かして応援できるように「きつねダンス」を考案した。耳に残る曲とコミカルな振り付けで人気となり、昨年の「ユーキャン新語・流行語大賞」でトップテン入り。球団エンターテイメント部の尾暮沙織さん(36)は「全国的なブームになるとは思わなかった」と喜ぶ一方、「次のプレッシャーも感じた」と話す。
 今回選んだのは本拠地でチームが勝利した際、ヒーローインタビュー前のパフォーマンスなどで使われてきた楽曲「ジンギスカン」。モンゴル帝国の初代皇帝チンギスハンをモチーフにした原曲は1979年に西ドイツの音楽グループが発表し世界的ヒットとなった。
 この曲をアレンジし、ファイターズガールが歌唱。メンバー山口伶奈さん(24)は「一緒に踊ってくれるとパフォーマンスしていて楽しくなる。おすすめは『わっはっはっはー』という歌詞に合わせて笑顔になる部分。まねしてもらえれば」と目を輝かせた。

いい茶0

お酒・ビールの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞