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ロシア、ブラックボックスを回収 プリゴジン氏の搭乗機

 ロシア連邦捜査委員会は25日、6月に反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が乗っていたとされる小型機が墜落したモスクワ北西のトベリ州の現場から、飛行データを記録したブラックボックスを回収したと発表した。乗客乗員10人全員の遺体も発見し、身元確認のためのDNA鑑定を実施すると説明した。

モスクワ北西のトベリ州で、墜落した小型機の一部を運ぶトラック=25日(AP=共同)
モスクワ北西のトベリ州で、墜落した小型機の一部を運ぶトラック=25日(AP=共同)
追悼の場に飾られたプリゴジン氏の写真=24日、モスクワ(ロイター=共同)
追悼の場に飾られたプリゴジン氏の写真=24日、モスクワ(ロイター=共同)
モスクワ北西のトベリ州で、墜落した小型機の一部を運ぶトラック=25日(AP=共同)
追悼の場に飾られたプリゴジン氏の写真=24日、モスクワ(ロイター=共同)

 プリゴジン氏の反乱直後、プーチン大統領は「裏切り」と非難。墜落後は哀悼の意を表しつつも、プリゴジン氏には「重大な過ちもあった」と指摘した。墜落に政権の関与を疑う声が出る中、政権側は関与を否定。捜査委は墜落原因について「あらゆる可能性を入念に検討する」と強調した。
 一方、バイデン米大統領は25日、記者団に、墜落に「驚きはない」と改めて語った。原因については「正確に見極めようとしている」と述べるにとどめた。
 プーチン氏は24日、プリゴジン氏が墜落で死亡したとの認識を示した。これを受けてロシアでは死亡を前提とした発言が相次いでいる。
 小型機は23日、モスクワからロシア北西部サンクトペテルブルクに向かう途中に墜落。搭乗名簿からプリゴジン氏やワグネル幹部ウトキン氏らが乗っていたとみられている。
 プリゴジン氏はウクライナ侵攻にワグネル部隊を参加させたが、ロシア軍と対立。ショイグ国防相らの解任を求めて6月23日に反乱を起こし、翌24日に中止した。(共同)

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