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8月、袋井で学生設計、製作フォーミュラカー日本大会 EVクラス連覇へ決意

 学生が設計、製作したフォーミュラカーの性能などを競う「学生フォーミュラ日本大会2023」が8月28日から、袋井市の小笠山総合運動公園で開催される。出場する静岡理工科大(同市)フォーミュラプロジェクトの壮行会が24日、市役所で開かれ、前回優勝を果たした電気自動車(EV)クラスの連覇へ、決意を新たにした。

大会での健闘を誓う静岡理工科大フォーミュラプロジェクトのメンバーら=袋井市役所
大会での健闘を誓う静岡理工科大フォーミュラプロジェクトのメンバーら=袋井市役所

 未来のエンジニアの育成を目的とした大会で、21回目。国内外から68チームが出場し、EVとガソリンエンジン車の2クラスに分かれて静的審査、動的審査で採点する。同大は「手足のように操れる車」をマシンコンセプトに、低重心、高い操舵(そうだ)性能、軽快な加速性能を実現。今大会は両クラスの合計点を競う総合順位で歴代最高の7位以上を目標に掲げる。
 壮行会では製作中のマシンをお披露目。大場規之市長は「昨年の経験を糧にさらに上の成績を目指してほしい。万全の態勢で大会に臨んで」と激励した。チームリーダーの今場大弥さん(22)は「準備は順調で、目標に着実に近づいている。(前回王者の)プレッシャーはあるが、本番が楽しみ」と意気込みを語った。
 第4回大会から同公園で開催していて、開催地の袋井市は市長賞として、静的審査の最高得点を獲得したチームに特産のクラウンメロン1年分を贈っている。
 (袋井支局・仲瀬駿介)

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