テーマ : お酒・ビール

魚釣りや稲刈り 伊豆の魅力満喫 移住に期待 モニターツアー

 伊豆市のファンを増やし将来的な移住・定住につなげようと市は9月、キャンプを通じて市自慢の自然や食を体験してもらうモニターツアー「アウトドア・キャンパス・イズ」を市内で開いた。1泊2日のプログラムに、首都圏などから親子や友人同士など18組60人が参加した。

水田での稲刈りを体験する参加者=伊豆市内
水田での稲刈りを体験する参加者=伊豆市内


 初日は2グループに分かれて、同市湯ケ島の浄蓮の滝・天城国際鱒(ます)釣場での魚釣りと、同市地蔵堂の萬城の滝周辺でのキャニオニング(渓流下り)に挑戦した。魚釣り体験ではニジマスやアマゴを釣り上げて大喜びした。
 体験終了後、宿泊場所のキャンプベアード(同市大平)に移動しテントを張った。クラフトビールで乾杯して交流タイムをスタートさせた。昼間の体験を振り返りながら、和気あいあいと語り合った。
 参加者からは「子どもたちは水遊びが気に入ったようだ」「こんなにすてきなキャンプ場があることが分かって良かった」などの声が聞かれた。市地域づくり課の担当者は「人気が高いキャンプを切り口に、市の魅力を多くの人に知ってもらえたら」と期待した。
 2日目は同市修善寺のグリーンファーム桂谷の水田で稲刈りを体験した。
 市は本年度、モニターツアーを計3回予定。来年1月には「森」をテーマにしたツアーを予定している。
 (大仁支局・小西龍也)

いい茶0

お酒・ビールの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞