テーマ：お酒・ビール

ビールや海の幸、楽しんで　熱海で祭り　７日まで

熱海支局　豊竹喬

　熱海市渚町の渚親水公園で３日、大型連休恒例の「第１０回春のあたみビール祭り」（実行委主催）が始まった。さわやかな青空の下で新鮮な海の幸やビールを味わおうと、大勢の行楽客が繰り出した。７日まで。

七輪を囲んで新鮮な海の幸などを満喫する行楽客＝熱海市渚町の渚親水公園

　３０００円でサバやキンメダイなど６種の魚介類が味わえるセットメニューをはじめ、伊勢エビやアワビなどが通常の半額ほどで販売された。海の幸をその場で味わえる浜焼きコーナーは開場前から長蛇の列ができ、瞬く間に満席に。甲府市から家族で訪れた横内宏樹さん（４９）は「毎年楽しみにしているイベント。朝早く出てきたかいがあった」と笑顔で話した。
　新型コロナウイルス感染対策の行動制限がない大型連休の後半戦初日。繁華街や海岸は多くの行楽客でにぎわった。市観光協会の中島幹雄会長は「期待はしていたが、予想を上回る客足で大変喜ばしい。ぜひ熱海を満喫してほしい」と話した。祭りは午前１０時～午後４時（７日は午後３時まで）。地元飲食店の出店や音楽ライブなどのステージイベントも行われる。

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