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テーマ : 磐田市

車で歩行者はねた元議員秘書に有罪 地裁浜松支部判決

 磐田市内で横断歩道上の歩行者を車ではねて重傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われた元衆院議員宮沢博行氏の元私設秘書の男(40)=和歌山県=の判決公判で、静岡地裁浜松支部は15日、禁錮1年、保護観察付き執行猶予4年(求刑禁錮1年4月)を言い渡した。
 高島由美子裁判官は判決理由で、上司からのメッセージの確認と返信のため「77メートルにもわたり携帯電話をちらちらと見ながら運転した過失は重大」で、治療に175日ほどかかる大けがを歩行者に負わせた結果も重いと指摘した。
 被告は別件で有罪判決を受け執行猶予中だったが、高島裁判官はそれぞれの罪の質が異なることなどから再度の執行猶予にした上で「期間を長めにするのが相当」との判断を示した。
 判決によると、被告は2023年12月9日午後6時25分ごろ、磐田市内で乗用車を運転中、横断歩道を歩いて渡っていた自営業の70代男性をはねて骨盤の骨を折るなどの重傷を負わせた。

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