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独自の技法で富士山を表現 染色家小山もと子を紹介 富士市

 富士市を拠点に活動した染色家小山もと子さん(1918~2001年)を紹介する展示会「郷土を染める」が17日まで、同市の富士山かぐや姫ミュージアムで開かれている。独自の技法で富士山を描いた作品を集めた。  小山さんは台所を工房に写生から染めまで1人で作り上げ、「富士の型染」として普及させた。昭和中期から平成初期にかけて自然風景などを描き、展示では富士山を題材にした約30点が並ぶ。山容を正面から捉えたシンプルながら迫力のある作品が多く、夕暮れや雲海が鮮やかな染色によって表現されている。

独自の技法で描いた作品が並ぶ展示=富士市の富士山かぐや姫ミュージアム
独自の技法で描いた作品が並ぶ展示=富士市の富士山かぐや姫ミュージアム

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