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熱川バナナワニ園分園 展示室リニューアル 動物の生息地イメージ

 熱川バナナワニ園(東伊豆町)分園の展示室が20日、リニューアルオープンした。新たな展示の目玉は「バナナ」スパイニーテールイグアナ。内装も動物の生息地を想起させるデザインで、異国の雰囲気がただよう。

動物の生息地をイメージしたスペースが並ぶ展示室=東伊豆町の熱川バナナワニ園分園
動物の生息地をイメージしたスペースが並ぶ展示室=東伊豆町の熱川バナナワニ園分園

 バナナスパイニーテールイグアナは雄と雌1匹ずつで、いずれも1歳の体長約50センチ。幼い時期は全身が緑色だが、成長するにつれて黄色に変わるといい、その姿はまさに“バナナ”。アメリカ南部やメキシコ南西部に生息し、展示スペースの内装もメキシコの自然をイメージした。
 他にもクロコダイル科の中でもひときわ小型というニシアフリカコビトワニや、日本平動物園から譲渡されたアリゲーター「クチヒロカイマン」など、5種類17頭の様子を間近で観察できる。
 元々は植物標本の展示室だった約60平方メートル。動物園と植物園を兼ねる同園ならではの展示を目指し、内装もスタッフが手作りした。神山浩子園長(43)は「小型でかわいらしく、ちょこちょこと動き回る姿をぜひ楽しんでほしい」と来訪を呼びかけている。
 展示室の名称は関係者の候補案の中から来園者の投票で決める。3月31日まで募集中。

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