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早咲き夜桜、金山に映える 土肥で「まつり」、ライトアップも

 早咲きで知られる「土肥桜」をPRする土肥桜まつり(伊豆市観光協会土肥支部主催)の20日の開幕を前に、同市の観光施設「土肥金山」で19日夜、桜のライトアップが始まった。同支部などによると、暖冬の影響で桜は見頃が1週間程度早くなり、既に七分咲きの木も。濃いピンク色の花が闇に浮かぶ光景が、来場者を魅了している。

ライトアップされて闇に浮かぶ土肥桜=伊豆市の土肥金山
ライトアップされて闇に浮かぶ土肥桜=伊豆市の土肥金山


 同市の松原公園と同施設敷地内にそれぞれ約100本が植えられていて、地区全体で約400本に上る。ライトアップのセレモニーでは、関係者がくす玉を割って開幕を祝った。
 同施設敷地内の通路に約50本の竹灯籠を配置し、幻想的な雰囲気を演出している。伊豆総合高土肥分校の生徒が手がけた竹灯籠も並ぶ。同施設では最も大きい桜を「桜井金良(きよし)」と名付け、来場者のフォトスポットと位置づけている。東野美彦社長は「木が年々大きくなり、見応えがある」と話した。後藤一之支部長は「桜が散ってしまう前に、早めに見に来てほしい」と呼びかけた。
 まつりは2月4日まで。ボンネットバスで巡る土肥桜満喫ツアーやまつり限定の御朱印授与もある。ライトアップは期間中の金、土、日曜午後5時~8時半で、入場無料。
 (大仁支局・小西龍也)

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