【静岡まつり２日目】登城行列や夜桜乱舞　春の城下町に活気　夜は光のドローンショー

政治部　池谷遥子

　第６８回静岡まつりは２日目の６日、静岡市中心街で徳川家康にちなんだ多彩な催しが展開された。汗ばむ陽気の中、春の城下町は活気にあふれた。
仮装をして駿府城公園を目指す駿府登城行列＝静岡市葵区仮装をして駿府城公園を目指す駿府登城行列＝静岡市葵区時代衣装を身にまとい駿府城公園を目指す駿府登城行列
　町衆が行列を組み、大御所への献上品を持って駿府城公園を目指す「登城行列」では、武士や農民の時代衣装を身に着けた市民が駿河区の森下公園から葵区の駿府城公園までの道のりをにぎやかな太鼓などの音とともに練り歩いた。
集まった来場者に手を振る御台所役の３人＝静岡市葵区夜桜乱舞の総踊りで踊る参加者＝静岡市葵区夜桜乱舞の総踊りで踊る参加者＝静岡市葵区夜桜乱舞の総踊りで踊る参加者＝静岡市葵区
　大御所花見行列の御台所役は古川怜さん、上﨟（じょうろう）役は笠井ことねさんと青木安奈さんが務めた。３人は沿道の市民らに笑顔で手を振り、行列に花を添えた。市民総踊り「夜桜乱舞」には約８００人が参加し、法被姿で熱のこもったダンスを披露した。
２００機のドローンを夜空に飛ばして行われた「夜桜ドローン光のショー」＝静岡市葵区の駿府城公園
　５日の前夜祭で雨天のため延期となったドローンショーも行われた。２００機のドローンによる光の集合体で祭り公認キャラクター「駿府の竹千代くん」などを表現。色と模様が次々と変わる光のショーに観客からは拍手や歓声が上がった。
　（政治部・池谷遥子、写真はいずれも写真部・宮崎隆男撮影）