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河津桜まつりが開幕 早春彩る桜 税未納問題解決しないまま突入

 伊豆の早春を彩る「第34回河津桜まつり」(実行委主催)が1日、河津町で始まった。開幕前から収入の消費税未納の可能性を巡り実行委や町が方針を示さない中、約850本の河津桜は今季も変わらず「発祥の地」で来訪客を出迎える。

花を開いている桜はまだ少なく、見頃はまだ先になりそう=1日午前9時半ごろ、河津町
花を開いている桜はまだ少なく、見頃はまだ先になりそう=1日午前9時半ごろ、河津町
一部の桜は花を開き始めている=1日午前9時40分ごろ、河津町
一部の桜は花を開き始めている=1日午前9時40分ごろ、河津町
一部の桜は花を開き始めている=1日午前9時40分ごろ、河津町
一部の桜は花を開き始めている=1日午前9時40分ごろ、河津町
あいさつする岸重宏町長。山田和子実行委会長(中央)とともに問題への具体的な言及はなかった=1日午前10時10分ごろ、河津町
あいさつする岸重宏町長。山田和子実行委会長(中央)とともに問題への具体的な言及はなかった=1日午前10時10分ごろ、河津町
花を開いている桜はまだ少なく、見頃はまだ先になりそう=1日午前9時半ごろ、河津町
一部の桜は花を開き始めている=1日午前9時40分ごろ、河津町
一部の桜は花を開き始めている=1日午前9時40分ごろ、河津町
あいさつする岸重宏町長。山田和子実行委会長(中央)とともに問題への具体的な言及はなかった=1日午前10時10分ごろ、河津町

 河津川沿い約4キロの桜並木の見頃はまだ先になりそう。県農林技術研究所伊豆農業研究センター(東伊豆町)は1月31日現在で二分咲きが2月10日、見頃の七分咲きが17日と予測。実行委は29日までの会期中、70万人の来訪を見込む。
 会場には早速観光客が訪れ、散策を楽しみながら愛らしいつぼみや開いたばかりの花々に見入った。会社員岩山洋さん(49)=埼玉県所沢市=は「これだけきれいな桜なのに、開幕後も騒動が収まっていないのはがっかり」と惜しんだ。
 実行委内で昨夏に過去のイベント収入(露店出店料や臨時駐車場利用料)の消費税未納の可能性が指摘されていたが、実行委や町は「収益性がないため非課税対象だと思っていた」と主張。「まつりが終わってから再び税務署と相談する」とし、課税対象になったとしても納税するかは町議会や報道陣に対し一貫して明言を避けている。ただ下田税務署は一般論として基本的には使途にかかわらず課税対象で、駐車場についても対象になるとしている。
 山田和子実行委会長と岸重宏町長は開会式典で問題に具体的に言及しなかった。

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動 画

  • SBSテレビニュース「早春の訪れ告げる『河津桜まつり』開幕 川沿いに約850本、2月20日頃に満開予想」

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