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人間そっくりのかかし登場 テーマは「懐かしの昭和」 松崎・田んぼの花畑

 松崎町那賀の農閑期の田んぼに花を咲かせる「田んぼをつかった花畑」に20日、人間そっくりの「リアルかかし」がお目見えした。住民有志が2015年から続けている名物企画で、今年は「懐かしの昭和」がテーマ。独特なポーズと豊かな表情を浮かべるかかし44体が、観光客を楽しませている。

人間そっくりの「リアルかかし」と一緒に写真を撮る子ども=松崎町那賀の「田んぼをつかった花畑」
人間そっくりの「リアルかかし」と一緒に写真を撮る子ども=松崎町那賀の「田んぼをつかった花畑」

 企画したのは、地元の住民でつくる「松崎かかしクラブ」(稲葉里き江代表)。16人が2月から1カ月半ほどかけて手作りした。かかしは、木材やワイヤで骨組みを形成して新聞紙などで肉付け。古着や靴を着用させて仕上げた。
 街頭テレビでプロレスを見て盛り上がる観衆や、紙芝居の前に集まる子どもたちを表現したり、メンコ遊びやアイスキャンディーを販売する場面を表したりした。稲葉さんは「遠くなってしまった昭和の時代に思いをはせ、笑顔になってほしい」と話した。
 花畑は20日現在、白や紫色のヒメキンギョソウが見頃で、5月初旬までに6種類が順次開花する。

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