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熱海ダイダイ ネクター開発 起雲閣で27日から販売 地場産品の魅力発信

 熱海市文化施設運営委員会は19日、熱海特産ダイダイを用いて開発した新名物「熱海だいだいネクター」を発表した。管理運営している起雲閣(同市昭和町)の喫茶「やすらぎ」で27日から売り出す。市を代表する歴史文化施設で地場産品の魅力を発信する。

特製の瓶に注がれる「熱海だいだいネクター」。27日から販売を開始する=熱海市の起雲閣
特製の瓶に注がれる「熱海だいだいネクター」。27日から販売を開始する=熱海市の起雲閣

 同ネクターはモモやミカンなど数種類のフルーツ、丹那産牛乳、乳酸菌飲料などをミキサーにかけた後、熱海特産ダイダイの果汁で爽やかな風味を付ける。レトロ感のある瓶に注いで提供し、ストローを使って味わってもらう。1本800円。同委員会の担当者は「昔懐かしの飲み物に仕上がった」と太鼓判を押す。
 同委はNPO法人あたみオアシス21とジェイアール東日本企画で構成する。同NPOは「だいだいマーマレード」を製造販売し、JR東日本ではダイダイのアロマを使用した手指消毒液を熱海駅改札口に設置するなど、それぞれ先行的な取り組みがあり、熱海だいだいネクターの開発につながった。料理研究家の長田絢さんがレシピを手がけた。
 (熱海支局・鈴木文之)

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