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ピンク基調に記念御朱印帳、温かみ優しさ表現 鎮座870年記念 浜松・初生衣神社

 遠州織物発祥の地とされる浜松市浜名区三ケ日町の初生衣(うぶぎぬ)神社が、2025年に迎える鎮座870年を記念した御朱印帳を製作した。限定300冊。糸車から伸びる糸で表紙と裏表紙がつながるイラストに仕上げた。

御朱印帳を紹介する鈴木さん=浜松市浜名区三ケ日町の初生衣神社
御朱印帳を紹介する鈴木さん=浜松市浜名区三ケ日町の初生衣神社


 市指定文化財の織殿(おりどの)と竹林を表紙に、境内に咲くツバキと糸車を裏表紙に描いた。ピンクを基調とし、糸でハートマークをあしらうなど、温かみのあるデザインを意識したという。権禰宜(ごんねぎ)の鈴木鮎美さん(37)は「女性の神職がいる神社は三ケ日町内で初生衣神社だけ。ご祭神も女性なので、女性や子どもに優しい場所でありたい」と話した。
 1冊2千円で購入には事前の連絡が必要。同神社は鎮座870年記念として織殿の修復工事を実施中で、事業費の寄付も募っている。問い合わせは鈴木栄男宮司<電090(4194)0539>へ。
 (細江支局・大石真聖)

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