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富士宮・神田川遊歩道歩き初め 清流と富士山眺望改善

 富士宮市宮町の「仮称・宮町神田川遊歩道」第1工区が完成し25日、供用を開始した。富士山本宮浅間大社と神田川に挟まれた土地が整備され、清流と富士山を望める景観が改善された。

第1工区が開通した仮称・宮町神田川遊歩道=富士宮市宮町
第1工区が開通した仮称・宮町神田川遊歩道=富士宮市宮町

 同遊歩道は、旧宮町交番跡地から北の御手洗橋まで約90メートルの区間で市が整備している。第1工区は交番跡地から約50メートルで、幅約3メートルの石張り模様が描かれた歩道になった。世界遺産富士山を示す石柱や境内の案内看板は遊歩道南端に集めた。残りの第2工区は2024年度中に完成する予定。
 整備前の同所は植木がまばらで大社駐車場からの富士山眺望に悪影響があった。植木がなくなって視界が広がったほか、神田川の両岸が歩けるようになり、市は観光客の回遊性向上も狙う。
 供用開始の同日は地元大宮保育園の園児が歩き初めを行った。須藤秀忠市長は神田川を生かした景観整備を市の最重点事業と位置づけ「子どもたちが誇れる街をつくる」とあいさつした。
 (富士宮支局・国本啓志郎)

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