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熱海で早咲き桜や日本文化楽しんで 市中心街で2月12日まで「夜会」

 早咲きの「あたみ桜」と日本文化の体験を楽しめる「熱海桜夜会」が27日、熱海市の中心街で始まった。初の開催で、インバウンド(訪日客)の誘客を促進する狙い。夜桜のライトアップや歴史文化施設での記念撮影、熱海芸妓(げいぎ)の華麗な舞いでもてなす。最終日の2月12日は熱海海上花火大会で締めくくる。

ライトアップされた「あたみ桜」の花見をPRする熱海桜夜会=熱海市の糸川遊歩道
ライトアップされた「あたみ桜」の花見をPRする熱海桜夜会=熱海市の糸川遊歩道

 あたみ桜の名所の糸川遊歩道では、提灯(ちょうちん)を並べた大型モニュメントが登場し、イベントの開始に合わせて明かりがついた。東京五輪・パラリンピック招致エンブレムを手がけた島峰藍さんが、あたみ桜や熱海温泉などのピクトグラム(絵文字)を制作し、提灯のデザインにも採用した。
 熱海桜夜会は市の主催。親日派が多く、訪日のリピート率が高いとされる台湾からの観光客を主なターゲットに定めた。市内の関係団体が「あたみ桜の夜桜見物」「熱海芸妓見番での演舞鑑賞とすし堪能」「起雲閣で浴衣姿の記念撮影」といった観光体験を企画し、専用サイト「GOATAMI(ゴー・アタミ)」でチケットを販売している。

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